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見る天理教修養科―授業

鳴り物

授業風景
授業風景

 

 鳴り物の授業は午後から。場所はおてふりの授業にも使われている昔の別席場です。「おつとめ」をする上で鳴り物はとても重要であり、これらが加わると「おつとめ」は実に陽気になります。

 おつとめに用いられる鳴り物は九つ、「男鳴り物」「女鳴り物」と区別があります。「男鳴り物」は笛、ちゃんぽん、拍子木、太鼓、すりがね、小鼓、「女鳴り物」は琴、三味線、胡弓です。

 男性の方はまず打ち物(拍子木、ちゃんぽん、すりがね、太鼓)を学んで後に笛、小鼓にわかれて学びます。女性の方は琴、三味線、胡弓から選択します。女性でも長時間の正座が不都合な方は打ち物を選択することができます。

「稽古出来てなければ、道具の前に坐って、心で弾け。その心を受け取る」
(『稿本天理教教祖伝逸話篇』五四「心で弾け」)

 とにかくやってみることです。上手い下手よりも気持ちが大切。「一手一つ」みんなで一緒に陽気におつとめ、となると一つのものを上手に弾けるというよりはどの鳴り物も一通り弾けるといった方がいいのかもしれません。また、どれかに習熟して要領を得れば他の鳴り物にも応用が利くようです。鳴り物は弄ってみると結構楽しいです。

講師用の胡弓
講師用の胡弓

 私のクラスでは鳴り物を選択する際、スムーズにほぼ定員通りはけました。

 譜本と男性の方は笛、女性の方は琴は琴爪、三味線は指掛と膝ゴム、胡弓は手ぬぐい(練習時に膝に巻いて胡弓を支えるため)を各自で準備します。琴爪は修養科から借りることが出来ます。

 私は胡弓を選択しました。

 教室に行くとクラスの準備係の方たちがすでに調律をした鳴り物をみんなの分の他に、糸が切れたなどのトラブルですぐには使えなかった場合を考慮して予備を含めて準備して並べておいてくれています(本当にいつもいつもありがとうございました!)。

 鳴り物はおつとめに使う大切な道具、決して跨いだり踏んだりしないよう荷物も脇の方に置いて注意します。

ただ今調律中
ただ今調律中

 とにかく午後から一時間半に渡って繰り広げられる授業は睡魔との闘いと言っても過言ではなく、朝の神殿掃除のあった日には言わずもがな・・・。鳴り物を寝ながら弾いている、といった光景は珍しくありません。先生方もよくわかっておいででしたが本当に申し訳ありませんでした。

 「色々なところへ行って鳴り物を教えていますが修養科の授業が一番楽しみです。全然弾けなかった人が目に見えて上達していくのがわかるからです」

と胡弓を教えてくださった先生がおっしゃっていました。私自身、女鳴り物は全然さわったことがなかったのですが、実に楽しくさせていただきました。

 修養科最後の三ヶ月目には同期の修養科生が一堂に会しての鳴り物総合練習があります。 

→修養科三ヶ月の日程と行事「三ヶ月目―鳴り物総合練習

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