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見る天理教修養科―天理時報 3月28日号
「三日講習会」に関する「天理時報」の立教167年(平成16年・2004年)3月28日号第3870号より抜粋した記事です。天理時報編集部より転載許可をいただきました。心より感謝申し上げます。受講された方は、興味のある方のために「にをいがけ」として、よろしければ当サイトにご意見ご感想をお寄せ下さい。
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「三日講習会」開講迫る 働き盛りの世代に修養の機会を
仕事や家庭の都合で修養科に進めない人たちに、より深く教えを学んでもらうことを目的とする「三日講習会」が、いよいよ4月に開講する。教祖120年祭に向う旬に、強化育成システムの一環としてスタートするもの。受講申し込みの受け付けは、既に1月から始まっている。しかし教内からは、「これを受ければ、修養科に入らなくてもよいのか」「短期間で、どのような内容の講習になるのか」といった声も聞かれる。そこで本号では、開講を目前に控えた「三日講習会」についての詳報をお届けする。
修養科志願者の年齢層を見ると、30代から50代にかけての人が極端に少ない。そこからは、仕事や家庭の都合などで、思いはありながらも修養科に入れず、教理を深く身につける機会が限られているという現状がうかがえる。「三日講習会」は、そうした人のために開講される。 対象となるのは、30歳から60歳までの、求道意欲のある人。3日間の講習を「1」「2」「3」と受講し、基本教理を修め、おつとめについて学んで、修了試験を経ると、教人(きょうと)登録のための「ようぼく講習会」(現行の『教会長資格検定講習会』前期)受講資格を得られるようになる。今回、開講するのは「1」。「2」は平成17年、「3」と「修了試験」は18年までに、順次開講の予定。 「講習会」の定員は、毎回100人で、親里での合宿制。生後91日から就学前までの幼児は、申し込み時に申請すれば、託児を受けることができる。 この講習会を通じ、社会活動の中核を担う働き盛りの年齢層の人たちや、子育て中の母親層に教理を修めてもらい、道の後継者育成を目指している。 平野知三・教化育成部企画課長は「『三日講習会』は、修養科に代わるものではない。あくまでも修養科に入れない人のためのものであり、修養科に入れる人は、3カ月、おぢばに伏せ込んで修養していただきたい。また、講習会の中でも修養科を紹介する時間を設け、受講者にいずれは修養科に進んでもらえるよう、案内したい」と話している。
講習会の内容は?
「三日講習会」は年内は8月を除き、8回開講される(来年以降は1月と8月を除く毎月、年10回開講の予定)。 1月10日の受け付け開始と同時に申し込みが相次いでいる。既に777人(3月22日現在)が受講のための手続きを済ませ、年内はほぼ“満席”の状態。 3日間の講習は、講義とその「ふりかえり」、ねりあい、おてふり・鳴り物練習、ひのきしんからなる。用いるテキストは「天理教教典」「稿本天理教教祖伝」(受講者持参)など。 講義のタイトルは「かしもの・かりもの」「親神様」「教祖」「教えに基づく生き方」。それぞれ身近な例えや社会生活からの題材を使うとともに、視聴覚教材を活用し、分かりやすい内容を予定している。なお、講義のタイトルは「1」から「3」まで、共通のもの。しかし、内容をより深く、濃密なものにしていくことで受講者が教理理解を深められるようになる模様。現在、40人余りの講師が任命を受けている。 また、講師とは別に、150人以上の世話係が選出されている。 講習会期間中、受講者は6、7人で1つのグループを構成。それぞれのグループにつき1人の世話係が付き、講義の後に行われる「ふりかえり」や「ねりあい」の司会を務める。 平野課長は「講義を聞くだけでなく、グループでのねりあいやふりかえりを通じて、受講した人々が積極的に発言し、信仰についての考えを深めていく。そのために、世話係は重要な役割を担うことになるだろう」と話す。
修了試験について
3日間を3回という短期間の講習だけでは、おてふり・鳴物を充分に身に付けることは困難といえる。そのため受講者は、受講後に独習、あるいは教会や支部活動などの中で練習を積み重ねることが必要。修了前には試験が課され、基本教理の理解と、おてふり・鳴物の習得度合いについて確認される。 試験は三日講習会3に引き続いて実施される。この「修了試験」に備え、本部と教会系統、教区・支部が合力し、おてふり・鳴物が学べるような態勢を整えることになる。「三日講習会は人を育てる仕事を“肩代わり”するのではなく、教会、教区・支部が積極的に人づくりにかかわっていくためのシステムといえる」と平野課長は話した。
「天理時報」立教167年3月28日号第3870号から |